みんながそうするから・・・


 昨夜の『トリビアの泉』のガセビアは驚いた。結婚式などの御祝儀で一万円札を機数枚にするのは偶数枚だと「割り切れる→別れる」になるのでNGってのがガセだってことっ!単なる風説で根拠がないらしい。
 んま、とは言っても普通は3万円だヨネ(汗)。偶数でもOKと言われても、さすがに4万円はよくない数字だし・・・。かと言って、2万円だと招待されているうえでは少ないかと。だいたい料理が12000~16000円で、引き出物が3000~5000円だからねぇ。
 風説といえば、去年、祖父の葬式などで知ったことがある。お焼香の時に香木をつまんでおでこのあたりに持って行って拝むっての、あれガセ。そもそも、香をたくのは身や心を清める、静める、もしくは体臭を消すって意味合いがあって、大切なのは香木を香炉に落とす前後の合掌だそうだ。
 言われてみればそうだよナ。胸の前できっちりと手を合わせてしっかりと合掌をする。その瞬間だけはどんなことも無にして祈る。これが大事なことなんだな。
 ちなみにお焼香(香木をつまんで香炉に落とす)の回数は特に決まってないそうだ。お寺や斎場によっては回数を指定されることがあるそうだけど、基本的には回数に決まり事はないはずとのこと。まー、時間の関係上、一回でお願いしますって言われることはあるけどねぇ。本来は、1回でも100回でもやってもいいそうだ。
 それともう一つ、香木をつかむときは必ず右手の親指、人差し指、中指の三本を使うこと。あと、火種に乗せるときは指をなるべく擦らないこと。まー、どうしても手にくっつくから、擦るときはゴシゴシとやらずに静かにわからないように。
 ていうか作法って面倒だねー。作法って学校で必修で習うわけでもないし、親も意識的に教えたりしない場合もあるしね。それに法律で定められているものじゃないから、みんながやればそれが常識になっちゃう怖い世界だ。間違っててもみんながやるから正しいになっちゃうわけですよ!
 正直言って、作法とか宗教って苦手なんだよなぁ・・・。根本的に無駄って思っちゃうから悪いんだけど・・・。