PX-G5000の解決できない問題点

Canon EF200mm F2.8L II USM 浜松フラワーパーク

 先々週くらいからEPSONに問い合わせていた私のプリンタ(PX-G5000)の不具合(※)の検証結果が先日、EPSONから報告された。結論としては仕様の範囲内だからそのまま使って欲しいとのこと。
 結果報告から少し遅れて私が送った印刷物と印刷データ、そしてEPSONの検証機で同じように印刷した印刷物が届いたんだけど、確かにEPSONの検証機でも私のプリンタと同じような現象が発生していた。
 よーするに、現象自体は個体差による不具合として発生しているわけではなく、製品仕様として発生しているわけだ。製品仕様だから、治そうと思っても直らんってわけだ。まさか潜在的問題だったとはね・・・。残念でなりませんっ。
 この問題は技術的壁があるようで、今のところ改善の予定ははっきりしないらしい。ただ、原因は金属ローラーと用紙との関係にあるようで、用紙の厚さや材質によってインクの着弾が微妙にずれることによって発生するそうだ。中でも厚みがある用紙で特に目立つそうな。
 確かに言われてみるとそうだなぁ。私は富士フイルムの『画彩 写真仕上げ Pro』を愛用しているんだけど、この用紙で特に目立つし。んー、だからといって他の用紙は使いたくないんだよねぇ。『画彩 写真仕上げ Pro』ってスゴクいいんすョ!
 ちなみに、この問題はPX-G5100では解消しているのかを問い合わせたところ、解消しておらず、どのEPSONのプリンタでも起こりうる問題だそうな<私がWebで調べた限りではPX-G5000の他にPX-5500でも発生することを確認済み。ただ、個人的見解としては、この問題はインクが滲まない顔料インク採用のプリンタで目立って、染料インク採用のプリンタでは発生していたとしてもインクが多少なりと滲むのでわからないのではないかと・・・。
 とりあえず、技術的限界と言われてしまっては駄々をこねる気にもならないので諦めて使い倒そうと思うます。ま、今回の一件で胸のつかえが取れた感じがしますわ。

※用紙の端から1.5~3.5cmくらいの部分が荒れて印刷される問題。2L以下の用紙サイズで目立つ。