DD-3500 Silver

 HDMI出力付グラフィックボードへの買い換えを断念したので、せめて現行環境でTV出力を強化しようということでD端子ケーブルを良い物に交換しました。
 今までは、『PC-[audio-technica AT-DV35V]→audio-technica AT-SL5D(D端子セレクタ)-[SONY VMC-DD15CV]→TOSHIBA 37Z1000』という構成だったけども、今回、D端子セレクタからTVまでの配線を換え『PC-[audio-technica AT-DV35V]→audio-technica AT-SL5D(D端子セレクタ)-[ortofon DD-3500 Silver]→TOSHIBA 37Z1000』としたわけです。
 ortofonの『DD-3500 Silver』は長さが2mで、価格的には同じ2mの長さのSONYの『VMC-DD20V』の約2倍近く高い。これで画質に差がなかったら凹んでしまうんだけども、期待に反することもなく、確かに画質が向上しました。
 まず、ハイライト(明るい領域)の飛びが軽減されたようです。ずっとTVが原因だと思ってたんですが、ケーブルに原因があったとは・・・。あと、輪郭のぼやけがかなり軽減されました。Dot by Dotで表示して、文字が読みやすい!この改善はある程度予想していただけども、予想以上に改善されて驚きました。
 他は彩度が控えめになったかなぁ~、と。いや、正確には階調が豊かになったと言った方が正しいのかな・・・。色がのぺーっとどぎつい感じが和らいだので違和感はだいぶ押さえられたと思います。
 DD-3500 Silverはネットで評判が良かったので、今回、導入したのですが、その評判に間違いはなかったですな。決して安くはないですが、なかなか導入の価値があると思いますョ。