PCメンテナンス

 先日書いたように、どうもPCの調子が悪かったので、先週の土曜日にPCを小分解してみた。
 理想的には、CPUクーラーを含む、マザーボードに接続される全ての部品をはずして、掃除したり取り付けし直したりをするべきだったのだけど、改めて見てみると予想以上に手間がかかりそうだったので、とりあえず、CPUクーラーの取付強度の調整とマザーボードのメモリソケット周りの固定の調整のみにしておいた。あ、グラフィックボードのクリーニングもやったっけ。
 とりあえず、PCの不調(というかマザーボードの不調)の原因はメモリソケット周辺の"たわみ"によるメモリの接触不良だということがほぼ確定的だったので、CPUクーラーの固定ネジをできる限り緩めて、極力マザーボードがたわまないように調整。
 ホントにかなり緩くしたのでCPUクーラーを触ると少し動いてしまうけど、まぁ、問題ないでしょう。固定強度は固定ネジに付いているスプリングである程度調整されてるみたいだし。それに、そのスプリングさえあればネジが勝手に緩むこともないかと。
 メモリソケット周辺のマザーボード固定ネジも一旦、緩めてマザーボードのたわみが無いことを確認しつつ再固定。見た目的にはたわみは全くわからないんだけどなぁ。念のため、メモリの端子はCAIGの『DeoxIT GX100L』でクリーニング&保護しておいた。
 メモリを挿すときも気を遣って、メモリソケットの固定ピンが両端とも一発で奥までしっかりと固定されるように、まっすぐと確実に差し込んでおいた。これって当たり前なことなんだけど、やってみると意外と難しい。
 説明しにくいんだけど、固定ピンって途中で引っかかる(?)部分があって、少しでも斜めにメモリが入るとそこで引っかかってしまうみたい。途中で引っかかっていても、押し込めば奥にはいるので、それはそれでよいのかもしれないけどね・・・。
 CPUクーラーの調整にはグラフィックボードも取り外す必要があったので、その取り外したグラフィックボードもクリーニング。グラフィックチップのヒートシンクにはホコリがてんこ盛りっ!エアスプレーで吹き飛ばして、接続端子はメモリと同様にクリーニング&保護。
 で、ほぼ、1週間くらい経ってるけど、今のところ問題なし。まぁ、症状(起動不可)は気温が低いときに発生頻度が高かったから、秋冬になってみないと判断できませんな。このまま安定して動いていて欲しいのだけどなぁ。今更、Socket939のマザーボードを買い換えるってはもったいないし・・・。
 ちなみにメモリとグラフィックボードの端子のクリーニング&保護に使ったCAIGの『DeoxIT GX100L』は、日本国内では普通に売ってないモノ。『DeoxIT G100L』なら普通に売ってるけど、GX100Lは本家のあるアメリカ国内じゃないと売ってない<私は個人輸入品を某オークションで購入。
 型番に「X」が付くと何が違うかというと、GX100LはUVカットと対応温度範囲が広いってことらしい。ま、どっちもあんまり意味がないね・・・。接触していない接点の保護には良いか<金メッキの輝きが維持される!