本当の大型三脚

Canon EOS20D & Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM 白糸の滝

 誕生日にはちと早いけど、嫁さんからVelbonのカーボン三脚『Neo Carmagne 740』をいただいた。
 もう、Manfrottoの『#055MF3』を持ってんじゃん!ってつっこまれそうだけど、『#055MF3』って私にとっては2点ほど問題点があったんで・・・。
 一つは、センターポールを伸ばさない状態でファインダーが目線に来ないこと(要するに脚だけでの高さが足りない)。もう一つは、ローアングル時にセンターポールを分割するとセンターポールの固定力が低いこと。。
 他はあまり不満はなかったんだけどね。まぁ、強いて挙げれば脚の伸縮固定レバーで指を挟みやすいって事かな。挟むと痛いっす。
 そんなわけで、『Neo Carmagne 740』をリクエストしたんですな。『Neo Carmagne 740』はセンターポールを伸ばさない状態で『#055MF3』より10cm弱高さがあり、ローアングルにしてセンターポールを分割しても固定力十分。脚の伸縮固定がロックナット式で、さらに4段なのでちょっと面倒だけど、ロックナットが空回りしないタイプなのでストレスはないっすな。
 あと、脚が太い。最大径が32mm!!『#055MF3』も太い方だったけど、それでも28mmだもんなぁ。32mmもあれば、4段でも剛性は高い。スペック上は300mm F2.8を載せても大丈夫だそうな。まぁ、そんな重いレンズ持ってませんけどね。
 ま、剛性(耐荷重)はオーバースペックですよ。我が家の機材だと、一番重くてもEOS5D+EF24-70mm F2.8L USMだし。でも、私の身長(186cm)に合った高さの三脚を選ぼうとしたら『Neo Carmagne 740』にたどり着いたってわけで。
 なら、『Neo Carmagne 740』じゃなくて『Neo Carmagne 730』を選べばよいじゃん!!って言われそうだけど、『Neo Carmagne 730』って縮長が長すぎ。春なんかはローアングルで撮影することが多いから、縮長が長いのはウザイんすな。
 そんなわけで先日撮ってきた『白糸の滝』は、『Neo Carmagne 740』を使って撮影してきました。ストーンバックの存在を完全に忘れてたけど、意外とブレが少なくて良い感じ。三脚単体でも2.3kgあるから、風さえ吹かなければ大丈夫かな。
 細部の作りや剛性感は、さすがに日本製って感じでManfrottoよりかなり良いね。かっこよさで言ったらManfrottoだけど、三脚が格好良くても良い写真撮れないから・・・。
 やっと長く使えそうな三脚に出会った感じ。多謝多謝。