ハブリング?

 我が家のアウトバックの純正タイヤを装着するホイールを探し始めた際、"ハブリング"なる物をお恥ずかしながら初めて知ったです。
 ハブリングを知らない人もいるかもしれないので一応、説明。
 車体側のハブ(ブレーキの外側のホイールと面する箇所の中心に出っ張ってる部分)と、ホイールの中央部の穴との隙間を埋めるリング状の部品のことだそうな。ハブ径は自動車メーカーごとに異なっていて、メーカー純正ホイールの中央の穴径はハブ径とピッタリ合うようになってるけど、社外品ホイールのほとんどは、どの自動車メーカーのハブにも合うように大きい穴が開いているそうな。
 その穴の大きさが合わなかったらどうなるかつーと、単純な話、かなり上手にホイールを取り付けないと、ホイールがハブの中心からずれてしまうわけですな。中心からずれるとどんな弊害があるかつーと、高速域での走行中に振動が起こるとか、高速域からのブレーキングで振動が起こるなどなど、ちょっとクリティカルな問題が発生するらしい。
 そこで思い出したのが、インプレッサ(GG3A)に乗っていたときのこと。
 サマータイヤをSSRの『Type C』に履かせていたのだけど、高速域からブレーキングするとステアリングに嫌な振動がガガガガガッと伝わってきてた。スバル純正ホイールにスタッドレスを履かせていたときは特に問題なかったので、今思うとハブリングを『Type C』に装着していなかったのが振動の原因だったんだな、と。そういえば、『Type C』の中央の穴とハブの間には隙間が空いてたっけ・・・。タイヤショップのおっちゃん、一言、教えてくれればいいのに・・・。
 んで先日、我が家のアウトバックに組み込んだアイジャックの『サザンウェイ アクテック RF38』には当然ハブリングを・・・と、RF38の裏側を見てみると穴が小さい。もしやと思い定規を当ててみると56mm!スバルのハブ径は56mmなので・・・ジャストフィット!!
 社外品なのになんで56mmなんだろうとアイジャックのWebページを改めて見てみると、どうもスバル車専用設計っぽい。本来はインプレッサとかレガシィ向けなんでしょうな。でも、これって知らない人がスバル車以外に使おうと買ったらやばかったかもねぇ。
 ちなみに、ハブリングに関してそんなに神経質に考える必要もないそうな。日本のメーカーの車のホイールのほとんどは、テーパータイプ(先が細くなってる)のナットでホイールを固定するようになっているので、よっぽどいいかげんな取り付け方をしない限り、ホイールがハブの中心から大きくずれるようなことはないそうな。
 なんか問題が発生したら取り付けて様子を見てみるってレベルでよいのかと。