上高地・飛騨高山・白川郷小旅行記 -3日目-

 ちょっと間が開いちゃいましたが3日目です。

 では、どうぞ。
 早く寝ただけに目覚めは早くて、6時には目が覚めてたので朝風呂へ。

 さすがに誰もいなかったので、写真をカメラを持って行けば良かったんですが写真なしです(^_^;)
 大浴場はあまり大きくありませんが、内風呂は檜の枠の風呂、外風呂はほぼ一人用の檜の露天風呂です。外風呂はジャグジーみたいになっていて、肩こりを癒すにはサイコーでした。
 露天なので高山の町並みを見下ろすことができるのはよいのですが、やや中途半端な隠し方なので、たぶん、下から見えちゃうと思います。人が多い時間帯は微妙かも。

 朝風呂でスッキリしてからは朝食です。写真ありません(^_^;)
 夕食は部屋食でしたが、朝食は大広間で食べます。これは良いシステムですね。お約束の朴葉味噌がありましたが、松宝苑の朴葉味噌よりも薄味でちょうど良いしょっぱさでした。
 外人さんがたくさんいましたが、食事のメニューが少し違います。たぶん、旅館側の配慮ですね。

高山市街(2009.09.19)

 部屋の窓から眺めた朝の高山市街です。ちょっと天気がスッキリしてませんね。

 チェックアウトを済まして、宿の駐車場に車を停まらせていただいて、徒歩で朝市と古い町並みへ出かけました。

 行ったのは陣屋の朝市です。

陣屋朝市(2009.09.19)

 思っていたよりも小規模ですね。活気はそこそこあるんですが・・・。お土産に赤カブを買いました。場所によって味がけっこう違うので必ず試食をオススメします。

 続いて古い町並み。

高山古い町並み(2009.09.19)

 まさに小京都って感じです。途中にお香屋があるので、お香の良い香りがただよいます。

 運良く昨晩飲んだ『山車 極天』の山車の酒蔵もあったので、お土産に『山車 極天』を買いました。

原田酒造 山車(2009.09.19)

 『原田酒造』です。
 『極天』の他にも色々あって、数種類を少量ずつ飲めるセットもありました。焼酎もあったので、焼酎好きな父親へのお土産にしましたが味は・・・((((((((o_△_)o サァーシラン
 ちなみに、ネットでも買えます。

 ほどなく歩くと美味しそうな味噌蔵『大のや』を見つけたので、味噌ではなく醤油を購入。
 『生だまり 特級』を味見してから買ったのですが、あまりしょっぱくなく、コクがあり、後味に甘みが残ります。かなり美味いです。
 後日談ですが、お土産に買った飛騨牛に付けたり、焼きおにぎりに塗ったりしましたが、もの凄く美味かったです。オススメ。

 もう一店舗、おもしろいお店を見つけました。

うさぎ舎(2009.09.19)

 店内の商品全部にウサギが入ってます。『さるぼぼ』ならぬ『うぼぼ』(ウサギ+さるぼぼ)を見つけたり、ナカナカおもしろかったです。


 古い町並を楽しんでからは、今回の旅の目的の一つである『飛騨産業』のアウトレット館『飛騨の家具館 THE OUTLET』へ。

飛騨の家具館 THE OUTLET(2009.09.19)

 ネットショップで目星は付けていたのですが、実物を見たいと思いまして・・・。

 まさに期待通りで、同じ商品がいくつかあったので、気に入ったものを選んで買ってきました。

センターテーブル(2009.09.30)

 家具を作る際の端材を使って作られたものですが、元々の木は良いものなので得した気分です。おそらく、ナラ材です。風合いも良く丈夫で即気に入っちゃいました。
 他の小物類も見ていて楽しいです。高山へ行ったら、是非、足を運んでみてください。


 飛騨産業を後にして、たまたま見つけた飛騨牛正規販売店でお土産の飛騨牛を購入。た、高いです(涙)
 比較的、安価なパックのカルビ肉を買ったのですが、ラベルにちゃんと識別番号が付いてました。さすがブランド肉ですね。管理が徹底しています。


 昼食は高山ラーメンです<高山では普通に中華そばと言うそうです。

甚五郎ラーメン本店(2009.09.19)

 白川郷への経路上にちょうど『甚五郎らーめん本店』があったので運が良かったです。
 シンプルに普通のラーメンを食べてみましたが、不思議な味ですね。スープは濃い様なサッパリしている様な何とも表現しにくい味で、麺は極細ちぢれ麺。表現が下手ですが、カップ焼きそばの麺にコシがある感じですかね。違うか~!!
 基本的に美味しいのですが、理解するにはもう何杯か食べた方が良さそうです。


 高山を満喫したところで最終目的地、白川郷へ移動です。


 東海北陸自動車道の飛騨清見ICから、日本第2位の長さの飛騨トンネル(10710m)を抜けて行きます。
 こんなに長いトンネルを通ったのは初めてですねぇ。長い上に難工事(=地盤が弱い)だった場所を通っているので、ちょっと怖いですねぇ。早く出てしまいたいという衝動に駆られますが、片側1車線の対面通行なのでどうすることもできません(^_^;)
 でも、このトンネルのおかげで高山→白川郷への移動がかなり短縮されたので工事関係者さまに感謝ですね。


 というわけで、白川郷へ到着です。

白川郷 神田家(2009.09.19)

 神田家です。
 見学料を払って内部を見てきました。

 他にも内部を公開している家はありましたが、この家では合掌造りの免震構造について解説していたので興味を持ちまして・・・。

白川郷 神田家(2009.09.19)

 ちょっとわかりにくいかもしれませんが、屋根の梁の先が駒の軸先のように削られて、横方向の梁のくぼみにはまっています。しっかり固定されているわけではなく、はまるというか、ひっかかってるとも言えますかね。
 梁の動きに自由度を持たせて、風雨や風雪、地震などからの揺れをいなすという仕組みですね。家全体が免震構造というわけでは無く、屋根だけが免震構造ってことですかね。それでも合掌造りの場合、屋根がかなりの重量物なので十分効果があるかもしれませんね。
 あと驚いたのが梁の太さ。もうこれでもか!!って感じに太いです。木材に関しては事欠かない地域ならでは・・・ですね。
 その梁や茅葺き屋根を守るための火をたく囲炉裏も当然ありました。囲炉裏で火をたくもんだから、家中がいぶ臭かったです・・・。あれでは上の階に住むのは辛いですねぇ・・・。

白川郷(2009.09.19)

 紅葉はまだ早かったですが、秋桜が見頃でした。

白川郷(2009.09.19)

 お米はこれから収穫ですね。


 最終目的地の白川郷を後にして白川郷ICから東名高速の沼津ICまで帰路を行きます。
 距離的には約460kmくらいですが、ETCの特別割引で1000円です。ありがたいですねぇ。東名高速はやや混みましたが、一度も渋滞にはまることもなく無事に帰宅できましたε~( ̄、 ̄;)ゞフー

 と言うわけで、大変充実した3日間でした。
 計画当初は、黒部ダムへ行くことも考えていたのですが、せっかくの休日なのでゆっくりじっくり楽しもうと思いまして、やや余裕のあるスケジュールにしたのが功を奏した感じです。
 特に初日が良かったですねぇ。松宝苑は是非とも、もう一度行きたい!!冬の食事のメニューは違うらしいですし。行きたいなぁ・・・。