PMA2006

　今、アメリカのフロリダ州でPMA2006が開催されてるわけだけど、今回は大きなニュースが多いですな。
　まず目立つのがパナソニックのデジイチ、『DMC-L1』ですな。ミラーボックスが先日発売されたオリンパスの『E-330』と共通ながら、他はパナソニック独自。ボディの材質はマグネシウム合金で見た目よりがっしりしてそう。
　組み合わされるのは、パナソニック製Leicaレンズ。歌で言うところの作詞/作曲パナソニック、編曲Leicaって感じですな。見た目がごつくてかっこいい。Leicaの作法通りに真鍮製じゃないけども、金属製(アルミ？)の外装だそうな。見た目ちょっと重そう。
　『DMC-L1』ねぇ、正面から見た感じではそんなに悪くないんだけど、背面、特にファインダー周りが格好悪いねぇ。コンパクトデジカメみたい。元をただせば、オリンパスがへんてこなミラーボックスにするから悪い。オーソドックスなタイプにすればよかったのに・・・。まー、それだとライブビューの実現が難しくなるのかもしれないけど・・・。
　んま、『DMC-L1』の話は置いておいて、パナソニックが本格的にデジイチに参入してくるってのは既存のカメラメーカーにとっては意外と驚異かもしれないよー。パナソニックって撮像素子のメーカーでもあるしねぇ。レンズだって一見ノウハウが無さそうに見えても、CDやDVDドライブのレーザー用レンズの開発/製造をしてるくらいなんだから十分戦闘力ありそうだし。
　そうそう、パナソニックが目立ちすぎてあまり目立ってないけど、ペンタックスも新しいデジイチの開発発表をしてますな。*istDs系のもうワンランク上のデジイチだそうな。撮像素子は1000万画素に。まだモックを展示するレベルだけど、背面の右下にあるレバーが気になる。撮像素子シフト式手ぶれ補正機構のON/OFFスイッチか！？
　キヤノンは大きなニュースはないけど、先日、大量に発表した新製品を展示しているそうな。手ぶれ補正機構付きのIXYデジタルはまだ日本で発表しないのかな・・・？ニコンも手ぶれ補正付きのコンパクトデジカメを発表したけど、やっぱデザインがいまいちだなぁ。
　シグマがさりげなく70-200mm F2.8の新型を発表したのが気になる。ズーム全域で最短撮影距離1mはおもしろそう。ボケ味次第だけど、なかなか使えるレンズじゃないかと思われ。シグマのことだから、価格もきっと良心的なはずだっ！でも、やっぱ、私は、単焦点で、いいょ。
　今回は特に発表はなかったけど、ソニーの動きも気になるね。今年の夏にはデジイチを用意するみたいだから、ソニーらしい一風変わったコンセプトのやつを一つお願いしたいですな。買わないけど。
　いろいろ新製品が出てくるとワクワクして楽しいですなっ。でも、まぁ、もう機材はいいや。お金もないし。とりあえず、今は写真を撮りたい。時間が欲しい。あと週末は晴れて欲しい。南伊豆行けないかなぁ・・・。