オーディオ用高級ケーブルって

 先週末にやっとこさオーディオセッティングが完了して、先週半ばに購入したMOGAMIのインターコネクトケーブル『NEGLEX 2534』(コネクタ:NEUTRIK NF2C-B/2)に驚きまくってるっす。
 先週は仮接続として、ortofonの『6.5N AC1000Q』と『NEGLEX 2534』の2ペアをCD→プリメインアンプに接続して聞き比べていたのだけど、先週末に接続し直して同じくortofonの『6.7N AC50』との組み合わせに変更。
 予想よりも差があって驚きまくりですョ。どっちが良い悪いなんて人それぞれだから意味のない評価だけども、私としては断然『NEGLEX 2534』だな。
 『6.7N AC50』は低域のパワフル感だけが取り柄で、高域はこもるし、レンジは狭く感じるし。別に悪いケーブルと言うわけじゃないのだけど、『NEGLEX 2534』と比べたらコストパフォーマンスが悪すぎるかと。定価レベルで倍以上なんだしね。
 アリーナ公演などのライブ音源を聴くと差が良くわかる。『NEGLEX 2534』は音の広がりがあり、ライブ感が高まる!クリアだしね。ライブ音源は『6.7N AC50』ではもう聴けませんな・・・。
 Jazzとの相性も良い。特にBill Evansの『Portrait in Jazz』を聴いたときには驚いた。あーだこーだ言う必要もないなぁ。もうとにかく、聴いていて気持ちいいんす。このCDの録音はあまり良い方じゃないと思うのだけど、その中でも最大限鳴らしきってる感じがするなぁ。
 しかしまぁ、世の中のオーディオ用高級ケーブルってなんなんでしょうね。大げさな言い方かもしれないけど、ぼったくりでしょ。そりゃぁ、中には良いケーブルもあるだろうけど、どんなにがんばっても音が良くなるなんてことは無いんだよね。むしろ、変な味付け(ある周波数帯が良く出るような設計など)されちゃって害があるかも。
 インターコネクトケーブルに関しては、ある意味、これで解が出たなぁ。今、MD→プリメインアンプはortofonの『6.5N AC1000Q』に変更してあるけど、『6.5N AC1000Q』は売っぱらって『NEGLEX 2534』に変更しちゃおうかなぁ。その前に試聴した方がいいか・・・。
 ところで、購入したケーブルに付いているNEUTRIKの『NF2C-B/2』だけど、作りががっしりしていて中々良いです。実用性重視の現場用(ライブ会場とか)って感じ(接続時にコールド側が先に触れるギミックとか特に)。機器への接続時にちょっと固いのが難点かな。コネクタに傷がついてしまいそう。
 いやぁ、ホントに良い買い物でした。