SILKYPIXのために

 さて、気を取り直して新PC環境の能力について。
 とりあえず、代表的なシングルタスクベンチマークソフトである『Super π』で104万桁の演算を行ってみたところ、結果は21秒でした(定格動作)。一世代前の『Core 2 Quad Q6600』だと22秒くらいらしいです。先代の『Athlon 64 X2 3800+』では43秒くらいだったので、コア1個あたりでほぼ2倍の性能ですな。
 今回、想定外の故障とはいえ、わざわざハイスペックにした目的がSILKYPIXの動作の高速化です。SILKYPIXはかなり優秀なソフトだけど、動作が重かったり現像に時間がかかったりが難点だったので・・・。SILKYPIXはマルチCPU(Core 2 Duo/Quad等)に対応しているので、それなら予算が許す範囲でSILKYPIXの快適動作を目的にしてハイスペックにしちまおうってことにしたんです。
 結果、かなり快適な動作になりました。一旦、荒い画像で表示されて徐々に綺麗な画像(現像プレビュー)が表示されること自体は変わりないけど、綺麗な画像に切り替わるまでがかなり早くなりました。ドラッグして画像を動かしても1~2秒ほどで綺麗な画像に切り替わる感じですかね。ストレスありません。
 現像処理も当然ながら高速化されて、このRAWファイルを全て標準パラメータ(パラメータ変更無し)で現像処理すると、約3~4秒(処理が100%に表示されるまでの実測)で完了します。実際には現像処理後にファイルの書き込み処理が入るので、最終的には5~6秒ほどかかるんですが、それでも十分速いですねぇ。
 動作も特に不安定になることも無いみたいで安心安心。先代は何かと不安定な面があったし・・・。あとは気温が高くなってきたときにどうなのか?ってのがあるけど、んまぁ、何とかなるでしょう。