DiXiM Digital TV plus

 先日購入したI-O DATAの『HVL1-G1.0T』について書く前に、先月購入したDigiOnの『DiXiM Digital TV plus』について。

 このソフト、簡単に言うとネットワークサーバーにある録画されたデジタル放送番組や動画(MPEGとか)、音楽(MP3とか)、写真を再生するソフトです。
 一番の特徴は、デジタル放送番組を再生できるってことです。録画されたデジタル放送番組(データ)は不正コピーを防止するために暗号保護(ガッチガチです)されていて、このソフトは暗号保護されたデータを伝送する規格『DTCP-IP』ってやつに対応してるのでネットワーク経由で再生できるってわけです。

 そもそも、このソフトを購入した目的ですが、我が家のBDレコーダーのパナソニックDIGA DMR-BW830』(BW830)がDTCP-IPに対応していて、BW830に録画した番組をネットワーク配信する機能があるので、PCでBW830に録画された番組を見たいと思ったからなんです。

 で、ちょこちょこ使い始めたのですが、なかなか便利で良い感じです。

 基本的に高解像度な動画の再生なので、けっこうCPUパワーが必要なのかなぁ~って予想していたんですが、グラフィックチップの動画再生支援機能がかなり効いているらしく、再生中のCPU占有率は20%未満って感じです。これはちょっと意外。
 早送りやスキップもさくさく動きます。もちろん、再生品質も良いですし、音も良いです。
 ただ、Digital TV plusの起動後、最初の再生まではBW830の起動を待つ必要があるので、とても時間がかかります。んまぁ、これは仕様上、仕方ないですね。

 地デジ対応チューナーボードを買うってのもアリかなって思ったんですが、どっちかつーと、このソフトとBW830の組み合わせの方が時間に自由度があって良いですね。んまぁ、BW830に見たい番組を録画しておかなきゃいけませんが、BW830は携帯からでも簡単に録画予約できますし。

 このソフト単体じゃなんにも役に立たないし、動画や音楽の再生、写真の表示以外何にもできない上に、動作条件が非常に厳しいですが、環境が揃っている人にはけっこうオススメなソフトです。

 で、『HVL1-G1.0T』はDTCP-IPに対応していて・・・、次回に続く・・・かな(^_^;