約10年ぶり
先日、約10年ぶりにPCの中身を更新(パワーアップ!)しました。
今回の更新にあたり、前回のPC更新時のブログがわりと役に立ったので、今回も備忘として残しておきたいと思います。(赤字が今回変更したパーツ)
CPU | Intel Core i7 12700 |
マザーボード | ASRock Z690 Pro RS |
メインメモリ | Crucial BL2K16G32C16U4W(DDR4 PC4-25600 16GB×2) |
SSD/ハードディスク | PLEXTOR M10PG PX-512M10PG 512GB Western Digital WD80EAZZ 8TB×2(RAID1) Western Digital WD40EZRZ 4TB×2 (RAID1) Western Digital WD20EARX 2TB×2 (RAID1) |
マルチドライブ | Pioneer BDR-206 |
グラフィックボード | オンボード(Intel UHD Graphics 770) |
オーディオボード | オンボード(Realtek ALC897) |
ケース | WiNDy MT-PRO4000 MB-R |
CPUクーラー | ID-COOLING SE-226-XT-BLACK |
前面ファン |
Silverstone SST-AP141 |
背面ファン | ENERMAX UCCL9 ENERMAX UCTB9P |
電源ユニット | Abee AS Power ER-2520A(定格520W/最大620W) |
モニタ | NEC MultiSync LCD2690WUXi |
PC更新の主だった目的は前回同様、SILKYPIXでの現像処理の高速化ではあるのですが、今回は動画編集&変換処理の高速化も目的です。
カメラをCanon EOS R5に移行した関係上、4500万画素の現像や、4K動画の編集&変換がキツくなったのです。
前回、費用面で妥協してCPUをCore i7 3770K(4コア/8スレッド)にしましたが、しばらくCore i7 3930K(6コア/12スレッド)への未練が残りました。現像や動画編集&変換処理には対応スレッド数が多ければ多いほど効きますからね。
費用面で厳しいのは今回もですが、Yahoo!ショッピングの超PayPay祭の恩恵を受け、Core i7 12700を導入できました。普通に予算組むと現実的にはCore i5 12600Kあたりになりそうだったのですが、12600Kの価格.com最安以下の実質価格で12700を購入できちゃいました。超PayPay祭さまさまです。
10コア(Pコア6/Eコア4)/16スレッドの12600Kに対し、12700は12コア(Pコア8/Eコア4)/20スレッドですから、前回の3930Kを選ばなかったことによる、コア数の差の未練は今回は残さずに済みました。
それにしても、前回から約10年経ってるとはいえ、i5で10コアってすごい時代ですね・・・。
10年も経っていますのでCPU以外もほぼほぼ交換です。
M/BはSATAが7ポート以上欲しかったので、8ポート搭載で一番安かったASRockを選びました。初めてのメーカーですが、ASUSの別れみたいなので、ある程度は信頼して良いのかな。今まで使っていたASUSのM/Bと比べると、やや不親切でちょっと玄人向けな感じでした。
CPUクーラーは水冷はなんか怖いので、これまた初のID-COOLINGの空冷にしました。
大きさのわりに安い部類なのですが、質感も良く、ちゃんとしてます。ヘアライン加工とかされていてちょっと格好良い。
ケースの背面ファンの回転数をCPU温度に連動させてCPUクーラーの熱を効率よく排熱するようにしました。動画のエンコード時など、CPUが100%動作時にも最大で90℃くらいで収まっています。その時は流石に音がうるさいですけど・・・。
やっと環境が落ち着いたところですが、昔のメインメモリー並みに速いSSDも相まって、OSの起動やソフトの起動がむちゃんこ速いです。
目的だった、SILKYPIXでの現像や、動画の編集/変換も大幅に改善。現像パラメーターを変更したら固まっちゃうなんてことも無くなりました。SILKYPIXで現像パラメーターを変更しても待たされる感無く、サクサク作業が進みます。4K動画の変換も短時間になり、色々試せるようになった感じです。
一応、トラブルをメモ。
M/BにDVI出力が無いため、あらかじめDisplayPort→DVIケーブルを調達しておいたのですが、画面表示できず・・・。
一通り組み上げて起動したら、画面表示されずにビープ5回。ビープの回数的にはグラフィック関連ですが、オンボードグラフィックなのに何で?って感じでした。
HDMIからは出力されたので、グラフィック関連そのものの問題では無さそうってことで、別のDisplayPort→DVIケーブルで試したところ無事に表示されました。DisplayPortは以前も相性問題の経験があったのでちょっとクセがありますねぇ。
ちょっと関連してますが、DisplayPort→DVIケーブルだからなのか、ソフト側の問題なのか、SpectraView II(NECのディスプレイのハードウェアキャリブレーションソフト)がディスプレイを認識してくれません。同様にDDC/CIを利用するフリーソフトは動作してるっぽいので、SpectraView II側の問題な気もしますが、今更NECが対応してくれるのかどうか・・・。
あと、トラブルってわけじゃないですが、前回の環境でIntel Rapid Storage Technology(IRST)で組んでいたRAID1のHDDがそのまま今回の環境で認識してくれるのか不安だったのですが、結果的に何も問題無く認識してくれました。
最初、念のため2セットの内、1台だけ接続して読めることを確認したのですが、RAID1の片方が劣化した扱いになってしまい、再構築になっちゃいました。素直に2台同時に繋げれば再構築も無く認識します。
今回、色々悩んだ結果、電源はそのまま流用しました。もう15年くらい使っていますが、今回の新しい環境でもなんもトラブルありません。当時、かなり高かったと記憶してますが、やはり良いものなんですねぇ。まだまだ働いていただきたく・・・。
さて、これでこの先10年いけますかね。
SSDとかHDDは消耗品なので途中で交換になっちゃうかとは思いますが、他はがんばって欲しいなぁ。