実物の色

Canon EOS 5D MarkII & EF24-70mm F2.8L USM 御射鹿池(2010.06.26)

 さて、先週末。
 かねてからの希望だった、東山魁夷作『緑響く』を見てきました
 いつも色合いで悩む御射鹿池の写真の色合いを、『緑響く』と同じような色合いにしたいという難しい課題をクリアするためには、まずは実物をこの目で見てみなければ!!と思いまして。
※『緑響く』は、私が何度も撮影している奥蓼科の御射鹿池をモチーフとした作品。

 で、実物ですが、緑とも青緑とも言える絶妙な色合いです。そして、全体的に薄くもやがかかったような雰囲気。なかなか難しいです。
 あと迫力というかオーラが違いますね。大きいですし。一見の価値ありです。

 『緑響く』以外の作品もじっくり見てみて思ったのですが、私が目指したい風景写真は"東山魁夷の作品のような風景写真"なのかも知れません。もちろん、白馬とか登場させられませんが、方向性としては。なんだか、自らやたらとハードルを高くしてしまった感じもしますが、一定のテーマはあった方が良いですし。

 初日に行った黒部ダムについては、また後日書きたいと思いますが、とても有意義で濃い(スケジュールが詰まったって意味じゃないですよ)二日間でした。