我が家のネットワーク <第一部>

 先日、我が家のNAS(Network Attached Storage)のIO Data『HDL-GX300』に頂き物のUSBハードディスク(IO Data HDC-U250)を増設したのをきっかけに思い切ってネットワークをギガビットLAN化してみた<1週間くらい前だけど。
 私のPCはオンボードLAN(IC PLus IP1000A)が1000BASE-T対応なので現状維持。嫁さんのPCはオンボードLANが100BASE-TXまでだったので玄人指向の『GbE-PCI2』を増設。『GbE-PCI2』って1000円前後で買えちゃうけど、使ってるNICチップがVIA製で低発熱なので評判が良いみたいだ<品質はともかくとして。
 スイッチングHubは、安心確実を優先にAllied Telesisの『GS908L』を。沼津じゃ普通に店頭で買えないので通販で購入。ほぼ業務用(企業向け)製品なので、パッケージが段ボール地むき出しの簡素なタイプ。プロ用っぽい雰囲気が良い。
 今まで使っていたLANケーブルが1000BASE-Tに対応していなかった(カテゴリー5)けど、全部交換じゃコストがかかりすぎるので、1000BASE-Tで通信する区間だけカテゴリー6対応のLANケーブルに交換した。カテゴリー6は堅くて取り回しがしにくいってWebによく書いてあるけど、買ってきたエレコムのケーブルは柔らかくてなかなか良い。
 ハード的なセッティングは、なんも問題なかった。『GbE-PCI2』がPCに組み込みにくかった(PCIソケットに入れにくい)くらいかな、問題だったのは。とりあえず、各PCと『HDL-GX300』のJumbo Frameの設定は有効(9000byte以上)に設定。
 そんで、嫁さんのPCと私のPCで転送速度をチェックしてみたんだけど、ここで問題発覚。嫁さんのPCからの転送速度はフレームサイズ(MTU)に関係なしに十分速いのだけど、なぜか私のPCからだと、512byte以上のフレームサイズの速度が信じられないくらい遅い。数百"kbps"単位まで落ちてしまうのだ汗)
 ドライバや設定を換えてみても変化無し。しかも、その過程で私のPCのオンボードLANは、Jumbo Frameサイズが4087byteまでしか対応していないことが判明!旧ドライバでは16000byteまで選択可能だったけど、どうも見かけだけだったっぽい。
 仕方ないので、急遽、PLANEXの『GPE-1000T』(PCI Express)を導入。マザーボード(Abit AX8 Ver2.0)にもうPCIスロットの空きがないから仕方なくPCI Express x1スロットを使うことに・・・。PCI Expressスロット用のLANアダプタって高いんですけど・・・(泣)
 というわけで、気を取り直して再計測っ!
 NetMiというフリーソフトでローカルPC間のスループットを計測した結果、最大で約360Mbps出てます。規格上は1.0Gbpsが最大速度なんだけど、まぁ理論値ですから。とりあえず、100Mbpsの3倍以上の速度なのでOKとしましょう。360Mbpsでも単純計算上、45MBのファイルが1秒間で転送完了するってことだし・・・。
 ちなみに『GS908L』だけど、発熱が少ないっぽい。天板を触っても、熱くはなっているけど触れないほどではないので。電源内蔵タイプとしては低発熱なんじゃないすかね。
 まぁそんなわけで無事にギガビットLAN化したわけだけども、『HDL-GX300』の動作音が気になる。動作音というか、冷却ファンの風きり音がうるさいんだよね。あまりにもうるさいから、先日までTVローボードの中に入れていたけど、発熱が半端じゃない(触れないほど熱くなる)のでTVボードの上に持ってきたわけですよ。そしたらまぁ、うるさいことっ!