たくさん発表

 キヤノンが珍しくたくさんのレンズを発表しました。

      ・EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM
      ・EF70-300mm F4-5.6L IS USM
      ・EF300mm F2.8L IS II USM
      ・EF400mm F2.8L IS II USM
      ・EF500mm F4L IS II USM(開発発表のみ)
      ・EF600mm F4L IS II USM(開発発表のみ)
      ・エクステンダー EF1.4×III
      ・エクステンダー EF2×III

 個人的にこの中で気になるのは・・・、『EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM』、『エクステンダー EF2×III』、『EF70-300mm F4-5.6L IS USM』ですかね。んまぁ、どれも気になる度合いが低いですが・・・。

 『EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM』はレンズ1本で全周から対角まで撮れちゃうってのがおもしろい。でも、SIGMAの『15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE』を持ってると微妙ですねぇ。価格を考えると『8mm F3.5 EX DG CIRCULAR FISHEYE』を追加すれば同じようなもんですし、15mmのF2.8も捨てがたい。
 ていうか、こんな特殊なレンズはあんまり使わないですね(^▽^;)
 Kissシリーズやx0D系のEOSを使っている方も、対角180度の写真を撮れるようになったってのが大きいかも知れません。あ、それならTokinaの『AT-X 107 DX Fisheye』って手もあるか・・・。

 『エクステンダー EF2×III』は、先日、某D氏がSIGMAAPO TELE CONVERTER 2x EX DG』を導入したから、その影響で興味がある感じです。
 1.4倍のエクステンダーは画質低下が少ないけど、2倍のエクステンダーは画質低下が大きいってのが定説なだけに、最新設計でどのくらい画質低下を抑えているのかが気になります。
 我が家のレンズだとEF200mm F2.8 II USMとの組み合わせで400mm F5.6って事になりますが、んー、用途が微妙。最近、カワセミも撮らなくなったし・・・。手持ちのKenko『デジタルテレプラス PRO300 1.4倍』と組み合わせて、560mm F8で夕日を撮るってのはおもしろそうかも。
 しかし、なぜ白しか無いんでしょう。EF200mm F2.8 II USMは黒なのに・・・。

 『EF70-300mm F4-5.6L IS USM』はタムロン『SP70-300mm F/4-5.6 Di VC USD』と価格差分の、画質&機能差を出せるかが気になります。165,900円と63,000円(ニコン用の価格。キヤノン用は未定)と10万円分の差が・・・。タムロンの70-300mmはかなり良いらしいですよぉ。
 個人的には『EF70-200mm F4L IS USM』と画質差がどのくらいあるのかが気になります。価格は一緒なので、おそらく、画質は『EF70-200mm F4L IS USM』の方が良いのだと思いますが・・・。

 あ、『EOS 60D』も出ましたね。
 ボデー素材がマグネシウム合金からプラスチックに変わったみたいです。バリアングルモニターや、視野率の上がったペンタプリズムなど、重くなる要素が多いから仕方ないのかも知れませんね。でも、EOS 50Dよりも55g軽いってのは利点だと思います。

 新採用の『マルチサブ電子ダイヤル』が気になりますねぇ。『マルチコントローラー』がお世辞にも使いやすいとは言えませんから、使いやすくなっているのかどうか。あと耐久性とか。再生時はちょっと使いにくそうな気がしなくもない<中心の[SET]ボタンが邪魔じゃないかと。

 しかしキヤノンも上手いですねぇ。ピッタリと、『EOS Kiss X4/X3』の兄貴分で『EOS 7D』の弟って感じに仕上がってます。どっちかつーと、Kiss X3/X4からのグレードアップに向いてる感じですね。バッテリーは互換性無いけど、記録メディアはSDだし、レリーズケーブルも『RS-60E3』に対応しているので使い回せます。Kiss X3/X4ほどではありませんが、本体が軽いですし。

 さて次はしばらく沈黙している1Dsシリーズのバージョンアップですかね。画素数が3000万画素以上になるのは確実ですよね。4000万画素以上って噂もありますが、レンズが厳しいかな・・・。