クラシックコシヒカリ

新潟産クラシックコシヒカリ(2013.05.02)

 今、市場に出回っている新潟産コシヒカリのほとんどがコシヒカリBLという品種だということ知ってます?

 実は私が知ったのは最近のこと。美味しい米はないかなーってWebを徘徊していたら見つけた情報です。2005年から従来品種からコシヒカリBLに変わったそうで、いもち病に抵抗性を持たせた以外は、味などは従来品種と変わらないってことになってるそうです。ただし品種は別物なので厳密にはコシヒカリではないらしいのですが・・・。

 そう言われると従来品種を食べたくなるってのが人情でして、生産者から直接購入という形になりますが、従来品種の新潟産コシヒカリを取り寄せてみました。

 ↑の写真がその従来品種の新潟産コシヒカリのパッケージなんですが、「Classic」と書かれた緑のシールが貼ってありまして、これが従来品種=クラシックコシヒカリを示しているようです。

 今回、5kg×2袋を購入したのですが、結論から言ってしまうとかなり美味しく、既に5kg消費しちゃっています。

 以前、普通の米屋で新潟産コシヒカリを購入して食べたこともありますが、クラシックコシヒカリの方が艶が良く粘りけが強いと思います。粘りけが強い割りにプリプリとした食感で、バランスがとても良いんです。
 特に驚いたのが、12時間ほど保温した後でも艶があり、味もさほど落ちないこと。また、おにぎりにして冷めた後や、焼きおにぎりにした場合でもぱさつかずに粘りけを保ち、味も良いことも驚きです。
 炊きたてが美味しいことは当然としても、冷めても時間が経っても美味しいってのがポイントですね。

 色々と優れていてかなり気に入っていますが、あえて弱点を挙げるとすると、少々粒が小さいということと、価格がやや高め(10kg/約5150円)ってこと。粒が小さいのはJAを通していないために選定されていないからかもしれませんね。

 是非リピートしたいのですが、ネックは価格ですかねぇ。新潟産コシヒカリ(コシヒカリBL含む)としては平均価格な感じなんですが、そもそも他の品種より500~1000円ほど高いですからねぇ。んー、でも食べたい・・・。