真空圧力 かまど炊き!!
6年半くらい前に買った炊飯器で炊いた白飯が、炊きたてでもパサパサで臭いも良くなくて美味しいとは言えなくなってきまして、姫(娘)の食いつきも良くないってのもありまして、先月、思い切って最新の炊飯器に買い換えました。
東芝『真空圧力 かまど炊き RC-10VXF(W)』です!!
「姫のために」という魔法の言葉が発動してちょいと高級機です(゜ロ゜)
今、炊飯器というと各社いろんなアイデアを出してちょっとした争いになってますが、我が家としては『早く美味く炊けること』を最優先にしたので東芝の炊飯器になりました。
というのも、東芝の炊飯器は加圧(圧力)だけじゃなく減圧(真空)機能がありまして、浸しの段階で釜内を減圧して米の中の空気を吸い出して水の浸透を促進するんだそうで、2時間必要な浸しの時間を20分弱で完了しちゃうんです。んで、その後に加圧して炊く(圧力鍋と同じですな)ので早くて美味いと。
早く美味く炊くコースとして『そくうま』というコースが存在してまして、浸し時間も入れてたった30分で炊きあがっちゃいます。早炊きってコースもありますが、こちらは20分で炊ける代わりにあまり美味しくないそうです<試してはいない。
普通の白米を炊くコースがいくつかあるので試してみましたが、一番美味いと思ったのは『かまど名人』。まさにかまどで炊いたような、米一粒一粒がガンガン主張するプリプリッとした炊きあがりになります。硬めというか、コシがあるって表現の方が正しいかな・・・。このコースで炊くとご飯の甘みが一番出ます。
購入の目的でもあった『そくうま』も期待を裏切らずかなり美味しく炊きあがります。さすがに『かまど名人』には劣りますが、程よいモチモチ感でかなりのおいしさ。とても30分で炊いたご飯とは思えません。少しぱさついた感じで、米の表面が荒れた感じになりますが、あくまでも比較論です。
他のコースも試してみましたが、差はわずかですね。というか、米の状態や水加減で変わってしまって、イコールコンディションではないので比較できないです・・・。
ただ、確実に言えるのはどのコースで炊いても以前の炊飯器よりも確実に美味いってことですね(苦笑)
あと、共通して少し硬め(というかコシがある)に炊きあがる感じで、炊く前に浸す時間を設けることで柔らかくなる傾向です。
今日は、五目ご飯(炊き込みご飯)を炊くために『おこげ』で炊いてみましたら、見事に香ばしいお焦げができていてかなり美味しかったです。それでいてムラがほとんど無く、モチモチした食感が美味しい。今までの炊飯器だったら、餅米を混ぜたりしたんですが、この炊飯器なら100%普通の米で良いですね。
炊きあがりも美味しいですが、冷めても時間が経ってもすごく美味しいです。驚いたのが、『そくうま』で炊いて余ったご飯をそのまま12時間ほど保温してから冷凍したご飯でも美味しかったってこと。さすがに色が少し黄色くなりますが、臭みもほとんど無く、米がつぶれず1粒1粒の形が残っていました。以前の炊飯器では絶対にあり得ないことです!!
ちなみに、減圧機能は保温時も活用されていまして、炊いてから1時間ほど時間が経つと減圧して米の酸化を防ぎます。そのおかげで最大40時間、保温しても問題ないとのこと。まぁ、実際にはそこまで保温することは無いですけど。とりあえず、我が家では夕飯に炊いて、次の日の朝まで保温(約13時間)ってのを試してみましたが、かなりおいしさを保ってましたよ。
炊飯器を換えるだけでここまで美味しくなるとはねぇ。米は炊飯器を換える前から先週くらいまで静岡県産コシヒカリ(新米)で約2000円/5kgでした。その米が、違う米のように炊きあがりますからねぇ。もうとにかく米が美味すぎちゃって、ついつい食べ過ぎちゃいます。
今は『ゆめぴりか』を食べてますが、『ゆめぴりか』の特徴である粘りけもしっかり出ていて美味しいですョ。
姫も美味さがわかるのか、ガンガンが食いまくりです。以前の釜と比べると、明らかに食いつきが違います。時にはおかわりを要求されることも・・・。
大人も同じく、ついつい食べ過ぎちゃいます。炊きたてじゃなくても、卵かけご飯が美味しいんですからねぇ。いやぁ~、良い買い物でした。