Load Line Calibrationが重要

 今日もPCネタというかオーバークロック(OC)ネタです。

 先日の4.7GHzの設定だとTurbo Boost(TB)時のCPU電圧が1.4V代で高すぎ。で、これがちょっと気になってたのでもうちょっと下げられないか探ってみました。
 その結果が↓

4.7GHz常用新設定

4.7GHz常用新設定

4.7GHz常用新設定

4.7GHz常用新設定

 ポイントとなったのがLoad Line Calibration(LLC)の設定。
 LLCって高負荷時に単純に電圧を盛ってくれるだけだと思っていたのですが、どうも違うみたいです。例えば、オフセットでCPU電圧を盛って得た1.416VではCINEBENCHが途中で失敗しても、LLCが盛って得た1.416Vでは失敗しません。
 先日、4.7GHzでの安定動作を探っていたとき、最初はLLCをRegular(0%)に設定してオフセットでCPU電圧を調整していて、その上で1.416V前後で安定するっぽいゾって結論にしていたんです。そして何となくそこからLLCをExtreme(100%)に変えて、CPU電圧が1.416V前後になるようにオフセットを調整したわけです。
 この時点ではTB時に得られるCPU電圧が一緒ならLLCはどの設定でも一緒って思っていたので、オフセットを下げるってことは考えてなかったわけです。

 てなわけで、若干ながらCPU電圧を1.392V(CPU-Z読み)下げられたわけですが、それでもけっこう高めですね。もっとドカッと下げられたら良いのですが、4.5GHzを超えるとどうも要求電圧がドカッと上がるようでして・・・。電圧はCPUの温度に大きく影響しますから、少しでも下がったんだからそれはそれで良いのですけどねぇ・・・<↑は室温27度時。

 んー、4.5GHzと4.7GHzでは体感的にもベンチマーク的にも大きな差が無いんですよねぇ。実は。やはり、本格的な夏になったら4.5GHzに落とすべきか・・・。